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【Contact Form 7】reCAPTCHAの設定方法や別のスパム対策

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Contact Form 7のスパム対策

「Contact Form 7」プラグインを利用すれば簡単にお問い合わせフォームを設置できますが、スパム対策を行わないと毎日のように大量の迷惑メール(スパムメールなど)が送りつけられ、受信BOXもパンパンになります。

あなたも、そんな迷惑メールの被害によって悩んでいるのではないでしょうか?例えば以下のように、

  • 大量のスパムメールをなんとかしたい
  • 簡単なスパム対策を知りたい
  • reCAPTCHAを設定方法を知りたい

Contact Form 7のスパム対策といっても1つだけではありません。プログラム(HTMLコードなど)を作成して本格的に撃退するものから、簡易的なサービスを活用してWebサイトに反映するものなどさまざまです。

この記事では、特にWebサイト初心者でも簡単にスパム対策ができるように3つの方法を紹介しています。

特にreCAPTCHAは、Webサイト制作者(個人や会社を含む)であれば確実に実装しておきたいスパム対策になります。設定手順に関しても画像付で解説しているため、ITの知識が全くない方でも即設置できます。

是非、当ブログを参考にスパムを完全に撃退してみて下さい。

KAZUKAZU
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今すぐにでもスパム対策を行いたい場合は、目次からおすすみ下さい。

【Contact Form 7】スパムメールの体験談

スパムメールの体験談

KAZUKAZU
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スパム対策を紹介する前に、スパムの危険性についてちょっとした体験談を紹介しますね。

私は当ブログをはじめ自分のホームページなど、複数のWebサイトを運営しています。すべてのWebサイトにはContact Form 7を設置しているのですが、ある時スパム対策をうっかり忘れた時期がありました。

悪意ある第三者(ハッカーなど)にとっては、スパム対策を行っていないWebサイトは格好の獲物です。海外からロボット(bot)を使って大量のスパムメールを無差別に送り付けてきました。

1日に100件は当たり前です。多い時は500件!1週間もすれば、メールの受信BOXはスパムメールで溢れかえり、通常メールと全く区別がつかなくなります。

KAZUKAZU
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スパムメールの大半が、フィッシング詐欺やウィルス(不正プログラム)の疑いがあるものばかり!マジでヤバイです…。

スパムメールの危険性

スパムメールの危険性

スパム対策を行っていないお問い合わせフォームには、主に海外からのロボット(bot)送信者によるスパムメールが大量に届きます。言語は英語をはじめスペイン語やポルトガル語など、多言語です。

さらに、スパムメールといってもさまざまな特徴があり、以下のような危険性を含んでいます。

  1. ウィルス(不正プログラム)による情報漏洩
  2. 架空請求やフィッシング詐欺の被害
  3. 第三者にメールを大量送信
  4. スパムメールと通常メールの区別ができない
KAZUKAZU
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正直、スパムメールは侮れません。どれだけヤバいかは項目ごとに詳しく解説しますね。

ウィルス(不正プログラム)による情報漏洩

スパムメールにはウィルス(不正プログラム)が仕組まれていて、デバイス(パソコンやスマホなど)にウィルスを感染させることを目的としたメールがあります。

受信したスパムメールをクリックして中身を開くと、自動的にウィルスがデバイス内に入り込み感染を引き起こします。ウィルスも多彩です。デバイス内のデータ盗難(各種ファイルやメールなど)やシステムの制御、場合によってはデバイスを完全に破壊する種類もあります。

主に「ファイル感染型」「マクロ感染型」「ワーム型」「トロイの木馬型」の4つに分類されます。

KAZUKAZU
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一見、普通のメールに見えてもウィルスが含まれていることがあります。セキュリティソフトで判定された危険なメールは、絶対に開かないようにして下さい。

架空請求やフィッシング詐欺の被害

スパムメールには、Webサイトに誘導して個人情報を盗み取るフィッシング詐欺メールもあります。これは本文に掲載している広告や文字をクリックすると、専用のWebサイトにアクセスさせられます。そこで個人情報を入力してしまうと、その後高額な架空請求を要求させられます。

主に悪質な出会い系サイトやアダルトサイト、他にフィッシング詐欺サイトに多いです。

特にフィッシング詐欺サイトはとても巧妙な手口になっています。見た目だけでは有名な公式サイト(例:Amazonや楽天市場など)とほぼ変わらないため、区別がつきません。

しかし、Webサイトのドメインや送信者のメールアドレスをじっくり見てみると、1文字だけ違ったりしています。他にも、登録した覚えのないサービスや商品の購入などが、本文に掲載しています。

KAZUKAZU
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少しでも変だなと感じたら、まずは本物の公式サイトにアクセスしてお問い合わせしてみると安心です。

第三者にメールが大量送信

スパムメールには、自分のデバイス(パソコンやスマホなど)から無差別に大量にメールが送信されることがあります。これはウィルス(不正プログラム)にも関連しますが、第三者が本人を装ってメールを作成しデバイス内に保存されている連絡先に対して、自動送信されます。

大切な家族や友達、同僚や知り合いに身に覚えのないメールが勝手に送信されてしまうため、本人だけ(1次被害)に留まらず2次被害に発展します。しかも、本人は全く気付かないから要注意です。

KAZUKAZU
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対策としてはメールソフトにパスワードを設定すると良いです。

スパムメールと通常メールの区別ができない

大量のスパムメールを受信してしまうと、メールBOXも溢れかえります。しかも、そのメールBOXには通常メールも普通に受信されます。

カテゴリーごとにフォルダを作成して自動受信設定を行っていなければ、探すのに苦労します。正直な話、区別もできません。

この問題は、スパムメールの危険性というよりはどちらかというと被害になります。プライベートだけでなく仕事にも支障が発生することになるため、スパム対策は必ずやっておくべきです。

KAZUKAZU
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スパムメールを受信してからでは手遅れです。以下のスパム対策を行ってみて下さい。

Contact Form 7のスパム対策

Contact Form 7のスパム対策

Contact Form 7のスパム対策といっても、1つだけではありません。別のサービスの併用やメールフォームをカスタマイズするなど、大きく分類すると3つの方法があります。

  1. GoogleのreCAPTCHAを導入
  2. 同意のチェックボックスを導入
  3. 必須項目を入力しないと送信できない仕組みを作成

各方法はWebサイトの種類や使用しているテーマに関係なく、Contact Form 7を設置しているWebサイトであればスパムメールをブロックできます。ただし、それぞれにはメリットとデメリットがあります。

どの方法を選択するかはWebサイト運営者がしっかりと判断してから実装してみて下さい。

KAZUKAZU
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1つに絞らず、すべての方法を実装することも可能です!

GoogleのreCAPTCHAを導入

reCAPTCHAの導入画面

Googleが提供する「reCAPTCHA(リキャプチャ)」と呼ばれるサービスを利用すれば、高確率でスパムを撃退できます。

これはbotによるスパム攻撃やフォームの不正利用に対して、専用のツールを設置することでWebサイトを保護してくれます。さらに、人間とロボットの判別も自動的に行ってくれます。

WebページをはじめFacebookやInstagram、Twitterなどでも導入されており、Contact Form7のスパム対策としては最も有名な方法です。

使い方としても簡単であることから、必須対策として当ブログでも推奨しています。

reCAPTCHAには、バージョンごとに2つの種類があります。

reCAPTCHA v3では、専用のbadge(バッジ)が右下に設置されます。トップページはもちろん投稿ページや固定ページといったWebサイト全体を保護してくれます。

reCAPTCHA v2では「ロボットではありません。」といったフォームを設置できます。一般的にお問い合わせフォームに設置することが多いです。

KAZUKAZU
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どちらのバージョンも、reCAPTCHAの公式サイトに自分のドメインを登録することで専用のキーを獲得できます。

reCAPTCHA v3は、リクエスト量を基準に1000回/秒または1,000,000回/月は、無料で利用できます。

同意のチェックボックスを導入

承諾承認ボタンが導入された画面

同意のチェックボックスは、お手軽に実装できるWordPress初心者向けのスパム対策です。

これは、ボックスにチェックを入れないとメールを送信できない仕組みになっており、多くのお問い合わせフォームで使用されています。

同意のチェックボックスの作成するにはカスタマイズが必要ですが、デフォルトのお問い合わせフォームにタグを1つ設置するだけでOK!しかも、クリックとちょっとした入力だけで簡単に実装できます。

ただし、承諾承認のプログラムを作成すれば簡単に打ち破られるため、すべてのスパムメールを撃退できません。

KAZUKAZU
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承諾承認ボタンを設置するだけで、5割以上のスパムメールが減ります。

必須項目を入力しないと送信できない仕組みを作成

必須項目に入力がない場合の警告文

お問い合わせフォームに「必須項目」を複数追加し、項目に文字を入力しないとメールを送信できない仕組みを作成することで、高確率でスパムを撃退できます。

もし、必須項目に入力を行わないと警告文が表示されます。項目を見ないと文字は打てないため、ロボットなどによるプログラムでは送信は不可能になります。

必須項目を作成するには、HTMLの知識が必要です。難易度が高いですが、スパム対策には絶大な効果があります。

KAZUKAZU
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当ブログでは、WordPress初心者でもコピペで作成できるように実装方法を紹介しています。

【Contact Form7】reCAPTCHAの設定方法

Googleが提供するreCAPTCHAを利用するには、大きく2つの設定を行う必要があります。

  1. reCAPTCHAにドメインを登録
  2. Contact Form 7に専用キーを設定

どちらも、HTMLやCSSといった編集は一切必要ありません。基本的な操作(クリック、コピー&ペースト)とちょっとした文字入力さえできれば、簡単に設置できます。

KAZUKAZU
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具体的な方法は、画像を見ながら設定してみて下さいね。

reCAPTCHAにドメインを登録

まずは、reCAPTCHAの公式サイトにアクセスしてみて下さい。

https://www.google.com/recaptcha/admin/create

Googleアカウントにログインしていない場合は、まずは「パスワード」を入力してからログインして下さい。

reCAPTCHAの公式サイトにドメインを入力

reCAPTCHAの公式サイトにアクセスしたら、新しいサイトを登録する必要があります。

「ラベル」にドメインを入力します。

URLではなくドメイン名(〇〇.comなど)を入力して下さい。

次に「reCAPTCHAタイプ」を選択します。

KAZUKAZU
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ここでは、「reCAPTCHA v3の選択した方法」を解説していきます。

reCAPTCHAのドメイン入力画面

「ドメイン」を入力欄では、まずは「+」をクリックして下さい。次に「ドメイン」を入力します。

「reCAPTCHA 利用条件に同意する」にチェックを入れます。入力が終わったら下にスクロールしてみて下さい。

reCAPTCHAの入力画面

「アラートをオーナーに送信する」にチェックを入れます。

最後に、下部にある「送信」をクリックします。

reCAPTCHAのサイトキーとシークレットキー画面

reCAPTCHAの公式サイトに、先ほど入力したドメインが登録されます。

この画面に表示されている「サイトキー」と「シークレットキー」は、Contact Form 7の「インテグレーション」メニューで必要になります。それぞれコピーをしておいて下さい。

KAZUKAZU
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画面は閉じずにそのままにしておいて下さい。

Contact Form 7に専用キーを設定

Contact Form 7のインテグレーションメニュー

WordPressの管理画面にログインをしたら、「お問い合わせ」メニューの「インテグレーション」をクリックします。

reCAPTCHAのインテグレーションのセットアップ

下にスクロールしていき、reCAPTCHAの項目を探して下さい。「インテグレーションセットアップ」をクリックします。

reCAPTCHAのサイトキーとシークレットキーをペースト(貼り付け)

reCAPTCHAの「サイトキー」と「シークレットキー」を入力する画面になります。

コピーしていた「サイトキー」と「シークレットキー」を、各欄にペースト(貼り付け)して下さい。

最後に「変更を保存」をクリックします。

reCAPTCHAの有効化状態画面

すると、画面が切り替わります。

「☑reCAPTCHAはこのサイト上で有効化されています。」という表示があれば、設定が完了した証拠になります。

KAZUKAZU
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設定が完了したら、一度自分のWebサイトを確認してみて下さい。

WebサイトにreCAPTCHAのバッジが貼られている状態

Webサイトの右下に、「reCAPTCHA」という専用のbadge(バッジ)が表示されていれば、無事完了です!

badge(バッジ)は、上記画像を参照下さい。

KAZUKAZU
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reCAPTCHAはとても簡単に設置できるため、お問い合わせフォームと同時に設定しておくことをおすすめします。

承諾承認ボタンの導入方法

Contact Form 7のコンタクトフォームメニュー

WordPressの管理画面にログインしたら、「お問い合わせ」メニューの「コンタクトフォーム」をクリックします。

Contact Form 7の編集

次に「編集」をクリックします。

Contact Form 7のフォームメニュー

「フォーム」タブをクリックします。

次に[submit "送信”]の前にカーソルを合わせます。そして「承諾承認」ボタンをクリックします。

承諾承認ボタンの編集画面

すると「承諾承認」のフォームタグ生成の編集画面が表示されます。

下にある「タグを挿入」をクリックします。

フォームメニューに承諾承認ボタンが挿入

すると、[submit "送信”]の前にタグが挿入されます。このタグの後ろに、「任意の文字」を入力して下さい。

(サンプル例文)スパム防止のため、こちらのボックスにチェックを入れてから送信して下さい。

KAZUKAZU
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「☑」してもらえるように、文言は自由に記載下さい。

最後に「保存」をクリックします。

もし「閲覧できません (forbidden access)※403エラー」が表示される場合は、別の記事を参考にしてみて下さい。

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KAZUKAZU
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設定が完了したら、お問い合わせフォームを設置しているページを確認してみて下さい。

コンタクトフォーム承諾承認ボタンを設置

設定が更新されると、「同意のチェックボックス」がWebサイトに反映されます。これで、無事設定が完了です。

必須項目を入力しないと送信できない仕組みを作成

必須項目を入力しないと送信できない仕組みを作成するには、お問い合わせフォームを編集してHTML(専用のショートコード)を設置する必要があります。

KAZUKAZU
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お問い合わせフォームのカスタマイズ方法については、別の記事を参考にしてみて下さい。
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まとめ

Contact Form 7は、WordPress初心者でもお問い合わせフォームを簡単に設置できるプラグインです。

お手軽に設置できるメリットがあるものの、スパム対策を全く行わなければ大量の迷惑メール(スパムメールなど)が届いてしまうデメリットがあります。

特にスパムメールには、ウィルス(不正プログラム)の混入やフィッシング詐欺といった危険性があるため、Webサイトやデバイスだけでなく、自分自身を守るためにもスパム対策は必要です。

対策としては、GoogleのreCAPTCHAをはじめ同意のチェックボックスの設置といったお問い合わせフォームのカスタマイズなどを行うことでスパムメールを撃退できます。

まだ、スパム対策を行っていない方は、是非試してみて下さい。

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  • この記事を書いた人
KAZUKAZU(小澤かずゆき)

KAZUKAZU(小澤かずゆき)

副業で始めたアフィリエイトで月50万円を達成!現在は講座の運営や教材販売、Web制作、他に情報発信ブログやメルマガなど幅広いネットビジネスを展開。

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