関連キーワード取得ツールを活用することで、コンテンツ(記事)作成前のキーワード選定や同ジャンルなどの競合分析に役立ちます。でも、下記のような悩みや問題を現場で聞きませんか?
- ツールの種類がありすぎで、どれを使ったらいいか分からない
- 無料と有料の違いを知りたい
- 精度の高い有料の関連キーワード取得ツールを探している
関連キーワード取得ツールといっても、システム上の違いから主に3種類に分類されます。さらに無料版と有料版があります。他にもキーワード数や検索ボリューム数などが異なり、さまざまな機能が搭載されています。
この記事では関連キーワード取得ツールについてまとめています。ツールごとに機能の特徴(料金やサービスなど)を一覧で紹介しているため、あなたに最適なツールもきっと見つかると思います。是非参考にしてみて下さい。
関連キーワードって何?
「関連キーワード」とは、特定のキーワードが含まれる複合語です。主にGoogleやYahoo!、Bingといった検索エンジンなどで表示されます。
例えば、Googleの場合検索結果ページの下部に表示されます。
Yahoo!でも検索結果ページの下部に表示されます。
関連キーワードは、入力した検索キーワード以外にも、同義語や類義語が表示されます。
例えば、「リサーチ」と検索窓に入力して検索すると、「リサーチ 英語」「リサーチの使い方」「リサーチする」「リサーチパネル」といった関連キーワードが検索候補に表示されます。
サジェストキーワードとの違い
関連キーワードと混同しやすいのが、サジェストキーワードです。サジェストキーワードは、特定のキーワードを入力した時に検索窓の下に自動的に表示されます。サジェスト機能とも呼ばれており、GoogleやYahoo!、Bingといった検索エンジンだけなく、YouTubeやAmazonといったサイト(アプリ)でも活用されています。
サジェストキーワードは、関連キーワードと違って同義語や類義語は表示されません。「入力したキーワード」と「関連するキーワード」が表示されます。
ユーザー自身や他のユーザーが検索したキーワードを参考に、検索ボリュームの多いキーワードが自動的に表示されます。検索ボリュームに関しては検索エンジンごとに異なりますが、基本的に1ヶ月に検索された回数を参考にしています。
例えば、Googleの場合ユーザー自身の過去の行動(検索履歴や嗜好などが反映)や他のユーザーの検索数(検索頻度やGoogleトレンドの急上昇キーワードなどが反映)が関係します。(Googleオートコンプリート機能)
Googleオートコンプリートの機能は、テキスト以外にも画像検索や動画検索でも活用されています。
ネガティブなキーワードも表示されてしまうため、サジェスト汚染として問題視されています。
関連キーワード取得ツールでできること
関連キーワード取得ツールは、検索エンジン(Google、Yahoo、Bingなど)で提供されてるAPIをもとにしたフレームワークによって、関連キーワードのデータを抽出できます。
指定したメインキーワードをもとに、検索エンジンごとのサジェストキーワードだけでなく、関連キーワードも取得できます。他にも検索ボリュームやSEO難易度、トレンド分析、競合分析といった機能なども分析できるツールもあります。
関連キーワード取得ツールの種類
関連キーワード取得ツールといって他種多様です。システム上で種類を分類すると以下の3種類になります。
- Web上の簡易型
- クラウド型
- インストール型
さらに無料版と有料版に分類されます。
Web上のブラウザ型(ブラウザで関連キーワードをチェック)
Web上の簡易型関連キーワード取得ツールは、ブラウザから専用のサイトにアクセスしてキーワードを入力することで関連キーワードやサジェストキーワードを取得できる簡易的な種類になります。基本的に、1つのキーワードからデータを抽出します。
使い方はキーワードを入力して検索ボタンを押すだけでOK!関連キーワードやサジェストキーワードが自動的に取得して一覧で表示されます。ユーザー登録やログイン・パスワードといった情報を入力する必要もないため、誰でも計測が可能です。
インターネットが繋がっている環境であればパソコン(PC)はもちろんスマホやタブレットといったデバイスからでもアクセスできるため、手軽に関連キーワードをチェックできるメリットがあります。
ただし、オプションといった高度な機能を追加できないデメリットがあります。あくまでも「関連キーワードだけをチェック」といった目的であるため、簡易的な位置づけになります。
クラウド型(ブラウザで関連キーワードをチェック)
クラウド型関連キーワード取得ツールは、ブラウザから専用のサイトにアクセスしてログインとパスワードの入力が必要です。管理画面では、キーワードを入力すると関連キーワードやサジェストキーワードを一覧で取得できます。
基本的に1つのキーワードからデータを抽出しますが、検索ボリュームやSEO難易度、トレンドといった詳細なデータも同時に確認できます。
Web上の簡易型検索順位チェックツールと同じように、インターネットに繋がった環境であればデバイスの種類に関係なくアクセスできますが、初回時のユーザー登録や毎回ログインとパスワードの入力が必要です。
インストール型(ブラウザで関連キーワードをチェック)
インストール型関連キーワード取得ツールは、パソコン(Windows、Mac)などのデバイスにインストールし、検索エンジン(Google、Yahoo、Bingなど)で提供されてるAPIをもとに関連キーワードのデータを抽出できます。
ログインとパスワードが不要で管理画面に入れます。そして、自分のデバイスからいつでも関連キーワードを取得できます。
ただし、基本的に利用できるデバイスは1つだけになります。他にクラウド型検索順位チェックツールと比較すると、キーワードの解析時間が長いです。
【関連キーワード取得ツール】無料版と有料版の違い
関連キーワード取得ツールには、無料版と有料版に分類されます。ツールの種類によって機能などの特徴が異なりますが、おおまかに以下の3つの違いがあります。
- 計測範囲や取得できるデータ量
- AIの搭載
- データの分析機能
計測範囲や取得できるデータ量
無料版と有料版の最も大きな違いが、計測範囲と取得できるデータ量になります。
基本的に、無料版は取得できるデータ量が圧倒的に少なく詳細でありません。関連キーワード数の取得制限だけでなく、検索ボリュームに関しても簡易的な表示になります。(例:月間10~100アクセスなど)
他にもGoogleやYahoo!といった主要な検索エンジンのみが大多数であり、YouTubeやAmazonといった別のサイト(アプリ)の関連キーワードを取得できません。
有料版は、料金プランによって異なるものの関連キーワードの取得数に関しても制限が寛容です。さらに、検索ボリュームに関しても詳細で正確なデータを取得できます。(例:月間50アクセスなど)
AIの搭載
無料版は、Web上の専用サイトを利用して関連キーワードを取得するため、AIが搭載していません。簡易的なデータはもちろんですが、自社Webサイトにマッチしたキーワードを読み取ることもできません。
一方、有料版ではAIを搭載したツールが主流となっています。詳細なデータはもちろんですが、取得したデータをAIが自動的に分析し、自社Webサイトにマッチした最適なキーワードを導き出してくれます。つまり、キーワード選定をAIが行ってくれます。
他にもタイトルや見出し構成をAIが自動的に行ってくれる機能もあり、コンテンツ作成を効率よくできます。
データの分析機能
無料版では、関連キーワードがテキストで一覧で表示されます。一部の種類にはキーワードマップと呼ばれる視覚的な表示機能もありますが、基本的に「関連キーワードを取得したら終わり」です。
一方、有料版では関連キーワードのテキスト表示はもちろんですが、キーワードマップや検索ボリューム、SEO難易度といった指標などが標準で搭載されています。
他にも関連キーワードから上位10サイトの表示や競合分析もできる機能もあります。つまり、関連キーワードの取得以外にも+αとして高性能な機能が多数搭載されているため、キーワード選定以外の要素にも役立ちます。
【無料】関連キーワード取得ツール8選
ここでは、無料の関連キーワード取得ツールを8種類紹介しています。
- ラッコキーワード
- キーワードリサーチャー
- OMUSUBI(おむすび)
- KOUHO.JP (コウホー.jp)
- グーグルサジェスト キーワード一括DLツール
- Keyword Tool(キーワードツール)
- key-search Beta(キーサーチベータ)
- Googleキーワードプランナー
ラッコキーワード
ラッコキーワードはWeb上の簡易型関連キーワード取得ツールです。無料の関連キーワード取得ツールのなかで最も有名なツールであるため、個人ブロガーやアフィリエイターを中心に多くの方が愛用しています。
検索エンジンのサジェストはGoogle、Bing、YouTube、Amazon、Google動画、Googleショッピング、Google画像と幅広く対応しており、Yahoo!知恵袋や教えて!gooといったQ&Aもリサーチできます。
サジェストを選択して検索欄にリサーチしたいキーワードを入力するだけで、関連キーワードはもちろん複合キーワードやサジェストキーワードのデータを抽出できます。他にトレンドをグラフで確認できるため季節や流行の需要月も分かります。
また抽出したデータはコピーだけでなくCSVに保存できるため、他のツールにインポートすることも可能です。
1日に5個のキーワードまでリサーチできますが、無料登録することで無制限で利用できます。
キーワードリサーチャー
キーワードリサーチャーはWeb上の簡易型関連キーワード取得ツールです。検索エンジンのサジェストはGoogleとYouTubeに対応しています。
サジェストを選択して検索欄にキーワードを入力すると、複合キーワードやサジェストキーワードが一覧で自動的に表示されます。さらに、キーワードマップも同時に表示されるため、文字だけでは気づかなったDoクエリ・Knowクエリ・Goクエリ・Buyクエリといった情報を視覚的に把握できます。
機能は一括コピーとCSV保存のみになります。シンプルですが、会員登録なしで無制限で利用できるため、とても助かります。
key-search Beta(キーサーチベータ)
key-search Beta(キーサーチベータ)は、Web上の簡易型関連キーワード取得ツールです。日本、アメリカ、タイ、インドネシア、台湾のGoogleのみに対応しています。
google.co.jo(日本)を選択して検索欄にキーワードを入力すると、キーワードマップが自動的に表示されます。サジェストごとにカラーで区別して表示されるため、他社と比較すると断然見やすいです。
他にもサイズの拡大や縮小、マップの移動といった基本機能の他にキーワードを編集(削除や任意で文字を打てる)できます。サジェストチェックの際に思いついたことをメモできるため、とても便利な機能といえます。他にCSVとSVGの保存ができます。
OMUSUBI(おむすび)
OMUSUBI(おむすび)はWeb上の簡易型関連キーワード取得ツールです。検索エンジンのサジェストはGoogle、Bing、YouTube、Amazon、Dailymotion、Wikipediaに対応しています。特にDailymotionとWikipediaに対応している数少ないツールの1つです。
サジェストを選択して検索欄にキーワードを入力すると、サジェストキーワードとキーワードマップが同時に表示されます。特にキーワードマップは視覚的に関連キーワードを確認できることはもちろんですが、自分で操作(ドラッグ)することで拡大や動かすこともできます。
一括コピーやCSV保存といった機能はありませんが、サクッと視覚的にリサーチしたい時におすすめツールです。
KOUHO.JP (コウホー.jp)
KOUHO.JP (コウホー.jp)はWeb上の簡易型関連キーワード取得ツールです。検索エンジンのサジェストはGoogle、Bing、Amazon、楽天、他にTwitterの共起語に対応しています。ただし、Googleのサジェストに関しては長期間利用できない状況です。
サジェストを選択して検索欄にキーワードを入力すると、関連キーワードが五十音順・アルファベット・数字順に一覧で自動的に表示されるため探しやすいです。またCSV保存はできないものの、クリップボードを利用すれば一括コピーも可能です。
他の関連キーワード取得ツールと比較すると、計測時間がやや長い印象です。どちらかというとサブ的なツールとして活用すると良いと思います。
グーグルサジェスト キーワード一括DLツール
グーグルサジェスト キーワード一括DLツール、はWeb上の簡易型関連キーワード取得ツールです。検索エンジンのサジェストはGoogle、Yahoo!、Bing、Amazon、YouTubeに対応しています。
検索欄にキーワードを入力すると、関連キーワードと一覧表(五十音順・アルファベット・数字)が自動的に表示されます。
特に一覧表は便利な機能です。関連キーワードの検索数が多くなっても、一覧表から文字をクリックするだけでリサーチしたいキーワードに瞬時に辿り着けます。わざわざスクロールする手間もなく時短できます。他にCSV保存といった機能もあります。
Keyword Tool(キーワードツール)
Keyword Tool(キーワードツール)は、Web上の簡易型関連キーワード取得ツールです。海外のサイトですが、日本語はもちろん英語や中国語、韓国語、フランス語、スペイン語など世界の主要国の言語に対応しています。
検索エンジンのサジェストはGoogleやBingだけでなく、YouTube、Amazon、eBay、App Store、Google Play Store、Instagram、Twitter、Pinterest、Googleトレンドにも対応しています。アプリもリサーチできる数少ないツールの1つです。
サジェストを選択して検索欄にキーワードを入力すると、サジェストキーワードが自動的に一覧で表示されます。他にも、CSVやExcelに一括保存もできます。
サジェストキーワードのみリサーチする場合は無料でも利用できますが、検索ボリュームや難易度といったスコアをリサーチする場合は、有料プランにアップグレードする必要があります。
Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、クラウド型の関連キーワード取得ツールです。Googleアドワーズが提供するツールの一種であり、リスティング広告を出稿する際に関連キーワードや検索ボリュームをリサーチできます。実際に広告を出稿しなくても、Googleアカウントを登録していれば無料でツールを利用できます。
リスティング広告はもちろんですが、Webサイト(コーポレイトサイト、アフィリエイトサイト、ECサイト、オウンドメディア、ブログなど)を制作する際にキーワード選定でも活用できます。
具体的には、関連キーワードと検索ボリュームから需要の確認、競合性や単価から難易度を確認できるため、ライバルの強いキーワードから事前に回避できます。
他に地域や言語、検索ネットワークといった絞り込み調査もできるため、地域メディア運用でも活用できます。
【有料】関連キーワード取得ツール7選
ここでは、有料の関連キーワード取得ツールを7種類紹介しています。
- Pascal(パスカル)
- tami-co(たみこ)
- Ahrefs(エイチレフス)
- MIERUCA(ミエルカ)
- KEYWORD FINDER(キーワードファインダー)
- Ubersuggest
- COMPASS(コンパス)
Pascal(パスカル)
Pascal(パスカル)はクラウド型の多機能SEOチェックツールです。主にSEOシグナル分析、コンテンツ分析、キーワード選定といった機能を行うことができます。
関連キーワードをリサーチしたい場合は、キーワード選定機能を行います。AIが搭載しているこの機能は、検索意図にマッチしたキーワードを自動的に抽出してくれます。他にもGoogleサーチコンソールと連動すると、自社Webサイトに効果的なキーワードも自動的に選定してくれます。
特にオウンドメディアなどの大規模サイトを運営している方は、Pascalを活用することでキーワード選定やコンテンツ分析といった時間を大幅に削減できます。
プランごとに統計分析の対象やランキング登録キーワード数、競合分析回数などに制限があります。
- ライトプラン(月額45000円)
- プロプラン(月額60000円)
- アナリストプラン(月額80000円)
tami-co(たみこ)
tami-co(たみこ)はクラウド型の多機能SEO対策ツールです。主な機能は、検索順位の取得、キーワード選定(関連キーワードの取得)、タイトルや見出しの取得、競合分析などができます。
どちらかというと、個人ブロガーやアフィリエイター、他にオウンドメディアを運営している方の利用頻度が高い印象です。
特にタイトルの自動生成機能やタイトルの採点機能を活用すれば、AIがSEO対策に適したタイトルを自動的に作成してくれます。他社にはない独自機能であり、コンテンツ作成の手助けとなります。
プランごとに記事作成用分析回数と順位チェックキーワード数の制限があります。
- ライトプラン(月額28500円)
- スタンダートスプラン(月額54000円)
- ビジネスプラン(月額78000円)
Ahrefs(エイチレフス)
Ahrefs(エイチレフス)はクラウド型の多機能SEO分析ツールです。主にキーワード分析、コンテンツ分析、被リンク分析ができます。SEO会社やコンサルティング会社をはじめ個人(アフィリエイトやアドセンス、ブロガーなど)でも多くの方が活用しており知名度も高いです。
関連キーワードをリサーチしたい場合は、キーワードエクスプローラー機能を使います。検索ボリュームや難易度だけでなく、上位サイト一覧、さらに上位サイトの内部情報(被リンクなど)も丸見えになります。
無料ツールよりも詳細なデータを抽出できるため、Ahrefs(エイチレフス)を利用した人しか分からない情報も判明します。
- ライトプラン(月額99$)
- スタンダートプラン(月額199$)
- アドバンスドプラン(月額399$)
- エンタープライズプラン(月額999$)
MIERUCA(ミエルカ)
MIERUCA(ミエルカ)は、クラウド型の多機能SEO分析チェックツールです。ドコモやガリバーといった大手企業の利用実績があり、SEO対策はもちろんですがWebマーケティングやオンラインでの商談などにも活用できます。
関連キーワードを取得したい場合は、キーワードを登録すると自動でデータを抽出されます。サジェストのトレンドや競合他社のキーワードもキーワードマップを通して確認できるため、SEO対策に最適なキーワードを選定できます。
他にもCVに繋がるキーワードも選定できるため、自社商品やサービスの運営している方はもちろんアフィリエイトにも活用できます。
CVに繋がるキーワード選定機能は、MIERUCA(ミエルカ)が業界初です!
- スタンダートプラン(月額150000円)※初期費用100000円
- プロプラン(月額200000円)※初期費用100000円
- エキスパートプラン(月額6000000円)※初期費用無料
KEYWORD FINDER(キーワードファインダー)
KEYWORD FINDER(キーワードファインダー)は、クラウド型の多機能ツールです。関連キーワード取得機能以外にも、検索順位チェックや競合分析とった機能、他にGoogleアナリティクスやサーチコンソールと連携もできます。
関連キーワードは自動的を取得してくれて、しかも難易度も分析してくれます。あとは、おすすめキーワードの中から気になるキーワードを選択するだけで、キーワード選定が完了します。
KEYWORD FINDER(キーワードファインダー)で、キーワードの取得から分析、選定といった一連の流れを任すことができます。
日本、アメリカ、台湾、フィリピンに対応しています。
- スタンダートプラン(月額50000円)
- プロフェッショナルプラン(月額100000円)
- エンタープライズ(月額200000円)
KEYWORD FINDER(キーワードファインダー)はこちら
Ubersuggest
Ubersuggestは、Web上の簡易型多機能チェックツールです。主にキーワード調査とドメイン調査ができます。
関連キーワードをリサーチしたい場合、検索欄にURLキーワードを入力するだと検索ボリュームやSEO難易度、広告単価、関連キーワード、コンテンツ候補(人気記事)が一覧で表示されます。
また、ドメイン調査を行うと競合サイトの情報(ボリューム、ポジション、流入見込み)が丸見えになり、上位のキーワードを一覧で確認できます。自分のWebサイトと比較して、コンテンツの改善に大きく役に立ちます。
Ubersuggestは無料と有料を選択できます。無料の場合一部の機能(検索回数)やデータに制限(表示制限)がかかります。
- パーソナルプラン(月額2999円)
- ビジネスプラン(月額4999円)
- エンタープライズ(月額9999円)
COMPASS(コンパス)
COMPASSはインストール型の多機能チェックツールです。キーワード選定機能のなかに関連キーワード取得機能が搭載されています。GoogleやYahoo!だけでなく、YouTube関連キーワード、他にはてなやYahoo!虫眼鏡の連想ワードにも対応しています。
さらに階層を自分で指定できるため、SEOの難易度に合わせた複合語を取得できます。例えば、3語や4語といったスモールキーワードの取得も可能です。
取得した関連キーワードは、解析することで月間検索数が分かります。他にintitleやalltitle、被リンクやMOZランクといったデータも分析できるため、キーワード選定も同時に可能です。
また取得したデータはCSVで保存(エクスポート)だけでなく、他社のツールからのインポートも可能です。
COMPASSは関連キーワード取得機能以外にも、検索順位チェック機能やライバルチェック(URL解析)機能もあります。特にアフィリエイターために作られたツールといえます。
関連キーワードの取得する時間は早いですが、分析まで行う場合は計測時間がやや長いです。
- 買取型(7980円)※税抜き
【関連キーワード取得ツールの活用後】SEO対策のポイント
関連キーワード取得ツールを使って、まずはキーワードを抽出します。
次に検索ボリュームを確認することで、需要があるキーワードを厳選します。例えば、検索ボリュームが0のキーワードでコンテンツを作成してしまうと、たとえ検索順位が上位にランクインしてもアクセスがありません。必ず検索ボリュームがあるキーワードを選定します。
検索ボリュームが不明な時は、Googleキーワードプランナーと併用して確認してみて下さい。
キーワード選定とともに同ジャンルの競合分析などを行って、できるだけライバルが弱いキーワードを選択します。もし検索ボリュームが多くてもライバルが強いキーワードを選択しては検索順位も上位に表示されません。最初は3語や4語のキーワードを狙うと良いです。
キーワード選定が終わったら、良質なコンテンツを作成します。良質なコンテンツは1記事作成しただけでは意味がありません。複数作成し各記事を内部リンクすることで、1つ1つの記事が強くなりSEO対策に繋がっていきます。
-
【競合サイト分析ツール10選】おすすめの種類や現場で使える最強ポイント
Webサイトを制作したら競合サイトや同ジャンルのサイトと比較することで、自分のサイトの弱点を発見できます。さらに、改善を行うことでSEO対策や売上アップといった目標にも繋がっていきます。 しかし、現場 ...
続きを見る
まとめ
関連キーワード取得ツールは、システム形態から分類するとWeb上の簡易型、クラウド型、インストール型の3種類あります。さらに無料版と有料版に分類され、機能もツールごとに大きく異なります。
無料版はWeb上の簡易型を中心に、関連キーワードを一覧で取得できます。ただし、計測範囲や取得できるデータ量に制限があります。
一方、有料版はクラウド型を中心とした多機能のチェックツールです。関連キーワードの取得はもちろん検索ボリュームやキーワードマップ、SEO難易度といった機能、他にもキーワード選定や競合分析といった機能もあります。
さらにAIを搭載したツールもあるため、無料版と比べると詳細なデータと分析が可能です。
このように、関連キーワード取得ツールといっても他種多様ですが、あなたのWebサイトに最適なツールを選択すれば、キーワード選定を効率よく行うことができます。是非、色々なツールを試してWebサイトに生かしてみて下さい。